2009/12/18

【Sound Works】新CPシリーズキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

YAMAHA:CP1 CP5 CP50

…こーんなエントリを書いている間に、YAMAHAからステージピアノの新型キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!! しかも一気に3機種。(まあ、CP5とCP50は発売時期未定だけど) かつてステージピアノが3機種同時並売されていたことはあったけど、一気に3機種ってのは初めてだし、そもそも考えてみると今年YAMAHAが発表したLMキーボードは5機種全てウェイテッド鍵盤モデル。 YAMAHAが本気でプレイヤー志向に舵を切った事が解る。

◎何より一発で「おおっ!!」と思ったのがそのデザイン。 CP1の自照式エンブレムはどうかと思うが(笑)、「黒+銀」というRhodesやCP70を彷彿とさせつつ、どことなく初代S80の雰囲気ももった、懐かしさと新しさを併せ持った様な、コンサバなのに今となっては独特のデザインを持っている。 一方でインターフェース周りはマスターキーボードとしての機能性も考慮された結果結構現代的なサーフェイスだが、音源方式からするとNordStageのピアノ・エレピセクションやSV-1のそれに近いコンセプトの音源部に対してこのインターフェースを採用したのが吉と出るか凶と出るか。

◎新音源の「SCM音源」は言わばモデリングとAWMのハイブリッド。ピアノ等の生楽器はAWMからの出力音にモデリングでの変調をかけるものと思われ、このコンセプトはかつてYAMAHAがEX5に搭載した「FDSP音源」のそれと同じだ。 EX5ではAWMの発音数が128音でありながらFDSPにすると16音の制約を受けていたが、今回はきっちり128音の発音数が保証されている様だ。 半導体技術の進歩、さまさまである。
で、その音なのだが、デモムービーやデモソングで聞く音はまさに「その楽器の音」がする。 DX7なんて、怖い位DX7の音がする。 CP5のDXがAWMであることを強調しているところからすると、CP1のDXはFM音源からD/Aの癖まで再現しているんのだろうか。

◎CP1とCP5に搭載された「NW-Stage鍵盤」、これも気になる。 クラビノーバの上位モデルやMODUSに搭載されているNW鍵盤と同じ様なものだろうか。 NW鍵盤はあのフワッとした弾き心地に少しクセはあるものの、基本的にレスポンスもストロークもGH・BHのそれで、かつ木製鍵盤の風合いが指先に心地よい鍵盤である。あれが搭載されているなら、すごく期待出来そうだ。

◎価格が50万円もするし、純ピアノを弾きこなせる腕も無いので「買おう」とは思わないが、久しぶりに「欲しい」を超えた「憧れられる」鍵盤楽器が登場した感じ。(NordStage88が出た時も、すごく憧れた)。 ああ、早く弾いてみたいっ!!

【Sound Works】88鍵ステージキーボードを弾き比べてみる

◎某ライブに参加した先週の週末、秋葉原からほど近い都内某所に泊まった私は、どうせ都内に居るのだから、とヒマ潰しに自転車でLaox楽器館に突撃。 お目当ては勿論「いつか買ってやるぞリスト」筆頭のS90XSに触ることだが、シンセフロアはふと見ると88鍵のステージキーボードが並んでいる。 かつての花形「ワークステーションシンセ」はDAWの高機能に押されて鳴りを潜め、いつの間にか「弾く事」を主体としたキーボードが増えて来ている訳だ。 これは「鍵盤楽器が欲しい」と思っている私にとっては望ましいムーブメントである。

◎しかし数ある演奏主体のキーボード、はたしてベストバイはどれなのか? 本当にS90XSは「良いもの」なのか、それを見極めるべく弾き比べてみる事にした。
今回弾き比べの対象となったのは以下。 NordElectro以外は全て88鍵,かつワークステーションでないものを選んだ.
 ・YAMAHA S90XS
 ・YAMAHA CP300
 ・Roland RD-700GX
 ・KORG SV-1 88鍵モデル
 ・Clavia NordStageEX 88
 ・Clavia NordElectro3 73
…あとはリファレンスとしてMOTIF XS8を弾き比べてみたのだが,音源を無視して絶対的なタッチだけで考えると,実はMOTIF XSが一番いいという結論になってしまったw ソフトウェア音源のマスターキーボードとして使うんならこれが最良だとは思う。ただ音源とセットでの弾き心地・楽しさで言うとS90XSとNordStage88がトップで,全然性格が違うのだがこの二つは甲乙つけがたい。
これらのモデルはいずれも「ピアノとエレピの中間」といったタッチで,どんな音色にもマッチしえるバランスの良さを思っている。が,面白いのはS90XSは「ピアノの鍵盤を軽くした」,NordStageは「エレピの鍵盤を重くした」,といった印象で,目指すものが同じだがアプローチが真逆なのだ。 なのでここはもう「ピアノの鍵盤がいいか」「エレピの鍵盤がいいか」という好みの問題になる。 軽いピアノ鍵盤でエレピを弾いても面白いし、重いエレピ鍵盤でピアノを弾くのも面白い。

◎SV-1もこの「ピアノとエレピの中間」といった風情ではあるがやや軽めで,打鍵時の感覚にKX8のGHS鍵盤みたいな安っぽさを感じてしまう,「中庸」と言うよりは「中途半端」といったコトバのほうが合いそうな,そんな雰囲気。 とはいえ決して悪い・弾きにくい鍵盤ではないし,楽器そのものが扱いやすく,これはこれで弾いててそこそこ楽しい.
一方で,これらの「それぞれのモトとなっている楽器」に忠実に作ろうとしたのがCP300とNordElectro。 言うまでも無くCPがピアノ,NordElectroがエレピだ。 どちらも「その音色」を弾くのであればタッチや音色とのマッチングはS90XS・NordStage以上なのだが, CPでエレピを弾いたり,NordElectroでピアノを弾いたりするとギクシャクしてしまう。
またCPに限って言うと,意図的にそう設計されているとはいえスピーカの振動が鍵盤に伝わってくるのはちょっといただけない。

◎一方で最悪だったのがRD-700GX. 世間でなんであんなに評判がいい(S90XSの評判が悪いので相対的なもの?)のかさっぱり理解できない。打鍵し始めのタッチは特別軽いわけではないがそこからいきなり鍵盤がカクンと高速で落ち込んで底突きし,離鍵時の戻りも速く,カックンカックン動く鍵盤だ。 一言で表現すれば「ハンマーのついたシンセ鍵盤」といった風情。こんな独特すぎるタッチの為,兎に角弾きにくい。振り出しが重量あるのに底突きが速いので,突き指しそうだ。
また,この店頭展示品のRDと,その隣にあったV-Pianoまでもが鍵盤が変色し、表面が傷だらけになっている程耐久性が低いのも気になった。 苛酷な環境にあるとはいえ,同じ店頭展示品の餅XS(これも何だかんだ言って2年近い)や, 夏頃まで置いてあったS90ESは全然そんな事ないのにRolandの2台だけがボンボロボンになってしまっている。 ウチのMOTIF8など,8年経っても綺麗なもんだ.こんな姿見せられたら,ほしい人でも買う気が失せるんじゃない?

◎…と言うわけで,まあ価格帯等を考えても順当っちゃ順当な結果ではあったが,唯一ガックリ来たのがRD。いやまあ,ガノタ御用達デザインな時点で候補の「こ」の字も無かったが,コレでS90XSと実売価格が1万しか変わらないってのは…RDが高いのか,S90XSが安いのか…

【Diary】続・コンタクト奮闘記

コンタクトレンズを装用して2週間程経過したが、大分装用感や「眼鏡との視界・歪みの違い」にも慣れて来た。 と言うか後者に関しては、結局コンタクトで見えている像が正しいワケだけど、眼鏡を通して見る液晶モニターが膨らんで見えたのを感じて、「あ、コンタクトがリファレンスになった」と思った次第。
最初は液晶やキーボードがコンタクトで凹んで見えたんだけどねw

◎会社ではすっかり「眼鏡の人」で通っていたので、いきなりコンタクトにして出社したときのインパクトは相当大きかったようだ。
「誰かと思った」
「そのほうがよくね?」
という好意的なコメントもあれば、
「こっちくんな!!(笑)」と言う不評のコメントもいただいたw まあ、概ね好評のようだ。
何せ昔はコンタクトだったとは言え、今のえばらき県の職場で私の素顔を知る人は数少ない。「メガネの怪しい奴」で通っていたため、イメチェン大作戦、まずは成功といったところか。
一方、夜の運転はまだ怖いので会社の帰り際に眼鏡に換えるのだが、それはそれで結構好評。やはり前の眼鏡がコンサバ過ぎたということだろうか。

◎さて、2週間もつけているといろいろ問題点も解って来た。まあハードコンタクトの宿命で眼球の曲率と一発で合う事はまずないのだが、まず最初の1週間で左目の装用感が右目のそれより大きい事に気がついた。 眼科検診でその旨を伝えると、もう一段階曲率がフラットなタイプを発注…していたはずなのだが、1週間後に検診に行ったら「すいません未発注です」…ゴルァ!!
仕方なくもう1週間待っていたら、今度は左目が見えなくなった。 明らかに矯正が合っていない。新型の発注が確実に行われたタイミングを見計らって再度眼科に行き視力を確認すると、なんと左目が0.8しかない。 1.2で矯正した筈なのに…

◎そこで新型レンズにトライ。 するとどうだろう。 左目の装用感が一気に改善し、視力も戻った。医者曰く、「目の形はどんどん変化するものなので、ある程度期間が経つとまた曲率が合わなくなる鴨」とのこと。 今になって思えば,前のコンタクトのあの激痛は、堆積した蛋白もそうだが、やはり曲率が全く合わなくなったのも要因、と言う事か。 事実、最初のレンズが上がってから一度も眼科に行かなかったもんなぁ。

◎と言う訳で今回のレンズでまた2週間程様子を見て、フィッティング検査の結果が良好ならこのまま行くか、左目の度数だけ変更するかもしれない。

2009/12/04

【Diary】眼鏡交換格闘記

◎で、コンタクトを作った翌日、今度は眼鏡を作りに某所の百貨店へ。 一応コンタクトで眼鏡屋に行った時にフレームも物色したのだが、デザインが良くても安っぽいか、セルフレームかのどちらかで、細身のメタルフレームを好む私には合うものが無かった。というかそもそもセンス合わないし、「妥協」で適当な店で適当なモノ買っても絶対嬉しくない私にとって、百貨店は「値は張るが絶対失敗しない」安心の店なのだ。

◎で、百貨店内の眼鏡屋に入って、物色…するまでもなく出会った一品、フォーナインズのSP-03T。やばい、いきなり自分の理想に近いフレームに出会ってしまった。 ど〜見ても女性用だけどね、コレw(一応ユニセックスなんだけど) しかも価格が凄い… しかぁし!! かけてみて解るその軽量さと快適さ。 さすがフルチタン。所謂「ツル」の部分が無くて、鼻当てと耳付け根のパッドだけで押さえてるんだけど、ずり落ちないし、締め付けられないし、鼻の圧迫感も無い。 やばい、これ以上のものは多分無い…と言う事で即決!!

◎最初はせめてレンズのグレード落として安く上げようかと思ったんだけど、やっぱりこのフレームに厚ぼったいレンズはダメのようで、一応角落とし加工だけはキャンセルしてもらったが、それでも1枚あたり3万近く…なんと、合計10万近いんですわ。 くは〜!! Zoffなら何個眼鏡が作れるよwさすが百貨店。 しかしまあ、良く考えたらこの曇り眼鏡も一応チタンフレームで、作ったときは8万ぐらいしたと思う。(当時、カネ無かったのに…)そして何よりこの満足度。 今までこんなに「眼鏡が出来上がる」事が楽しみな日々が合っただろうか? コンタクトの装着練習をしつつ、十と待つ事1週間。 ついに今日納品!!

◎と言う訳で眼鏡単体の写真じゃ面白くないので、「手タレ」ならぬ「眼鏡タレ」写真公開!!

これが
こうなったわけだ。


◎前のものでも(乱視矯正用レンズ対応フレームとしては)割とレンズの小さいほうだったのだが、今回は更に小さい。 そしてラウンドデザイン…というかザーマスオバチャンデザインw でもこーいうシャープな感じのものが欲しかったのだ。 ちょっと若返った感じ?w
で今回、あらためて視力検査をやったらやっぱりコンタクトの時と同じ様に「乱視の矯正が殆ど必要ない」と言われた。 あるぇ〜? 今までバカ厚いレンズを入れていたのは一体何だったの?

◎矯正はコンタクトのそれよりさらに強く、片目1.5、両目1.8狙いでオーダー。(通常は片目1.2、両目1.5)。これ、前の眼鏡でも同じ設定にしていたのだ。 よって、見え方はコンタクトのそれよりもさらに世界がハイビジョォォォン!!。ただし範囲限定&歪みがアリアリ。 コンタクトからすぐかけ換えるとその歪みの強さが良く判る。 今の所「眼鏡の歪んだ世界」のほうが私は慣れているが、メインはコンタクトにしていくつもりなので、そのうちこっちが違和感を感じる様になる…のかな? なるといいな。
一方今の所コンタクトで苦労している「夜間の遠方強光源に対する焦点合わせ」は眼鏡のほうが良い。 そのため運転はやっぱり眼鏡のほうがやりやすい。 コンタクトはまだフィッティング含め調整中(明日眼科に行く予定)ではあるが、やはり昼間はコンタクト、夜は眼鏡という使い分けが良さそうだ。

◎さて、手元に残ったのは古い曇り眼鏡。 捨てても良いんだが、愛着あるし、これはこれで気に入ってるので、今回フッ飛んだお金含めて一段落したら、レンズ交換&フレームリペアしようかと考えている。 度数を落として部屋掛け(特にベッドルーム)用にするとか、仕事場においておくとか、使い道はいろいろありそうだ。

2009/12/03

【Diary】大掃除

◎溜まってしまった有休消化の為何の脈絡も無くいきなり3日間の休暇に突入。 やる事無いかなぁ、なんて思っていたがそうは問屋が卸してくれなかった。 視界がハイビジョン化したら、目立つわ目立つわ部屋の汚れ!! よし、ここはひとつ少し早めの大掃除をしてやろうじゃないか。

◎最も汚れが酷いのは「床」…フローリングなのにね。 いや、フローリングだからこそ、スポットで固着した汚れが実に目立ってくる。 (特に台所回りなど)そういうときはクレンザーの出番である。 経験上一番良いのは「ジフ」。 漂白剤が入っているのか、ぞうきんでちょいちょいと磨けば固着した汚れもすっきり落ちる。 そのままだと若干研磨剤が残ってフローリングが白くなってしまうので、床全体をマイペットで拭き掃除→艶出し剤で拭いて回ればスッキリ奇麗なフローリングの完成。 一軒家とかでもうちょっと色の濃いフローリングだとワックスまで必要だが、賃貸のフローリングならこんなもんだ。

◎世間の主婦が頭を悩ませるレンジ回り・換気扇類は重曹を使う。 表面を掃除機で軽くあたった後、おもむろに重曹と水をふりかけ、濡らしたクッキングペーパーで拭うとあっという間に落ちる。ペースト状になった重曹が油をベリベリ剥がしてくれる。 あとは重曹水溶液に浸したスポンジで軽く表面を拭って、最後に水拭き。 所要時間15分。去年までスプレー洗剤を使っていたのが馬鹿馬鹿しくなるお手軽さ。 手も荒れないし。

◎シンクは「掃除」というよりも「研磨」の作業になる。 まず重曹で軽くあたった後、ジフで磨く。 タテに磨いたら今度はヨコ、何度も何度も磨いて、クレンザーが流れ落ちた後の状態を確認してはまた磨く。 しかし何度磨いても、長年使っているが故の「曇り」は取れない筈だ。 ステンレスは含有するクロムが空気中の酸素と結合して酸化皮膜を作る(これがステンが錆びない理由)が、シンクの場合ドライとウェットを繰り返すため酸化皮膜が均等に形成されず、不均一な「曇り」が出てくるのだ。

◎そこで金属研磨剤ピカールの出番。 水垢が完全に取れたらスポンジにピカールを少量含ませ磨いて行く。 要は金属表面を研磨しているのでどんどん金属臭がしてくるはずだ。 たまに「研磨すると減りそう」と言うが、0.1mmも削れないから安心したまい。
全体が磨けたら念入りに洗い流して、ピカールの油分を落とす為に中性洗剤でシンク念入りにを洗い、すすいだ後完全に拭き上げ、1時間程乾燥させれば出来上がり。 酸化皮膜が再形成され、均一で奇麗な鈍い輝きを持つシンクの出来上がりだ。 ピカールを洗い流す時点から、新品同様の撥水性が発揮されているのが解ると思う。(本来、ステンレス自身は撥水性がある)

◎家具類はプラスチック・金属・無垢木材ならマイペット、ニス仕上げのものは水でひたすら拭きあげる。 ガラスはガラスクリーナーか、入手出来るなら工業用のアルコールで磨くと奇麗になる。 世の中イロイロと専用洗剤ぽいものが売ってるが、基本的にマイペット、艶出し材、ガラスクリーナー、クレンザー、重曹があれば殆どの家庭汚れは落とせる筈だ。

◎と言う訳で足掛け2日、部屋中を磨き上げて、あとは「定期の掃除」でカバーできる範囲のみとなった。 大掃除をやったからと言って毎週の掃除をサボる気もないので、まあこんなものであろう。