2006/03/31

【Diary】天中殺

◎会社でロクなことがない日に限って、家に帰るとOSが絶不調→リストアを余儀なくされる。
俺が何をしたっちゅぅんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁ

◎…まだWinXP SP2のインストールすら終わっていないのだが、SP2よりも先にUpdateに引っかかってくる重要更新ってどんなんなんだろう と少し考えたりした。
あーあ明日寝不足だなぁ。 外出なのに…

2006/03/30

【Camera】大型撮像素子原理主義者に捧ぐ

http://www.mamiya-op.co.jp/home/camera/digital/zd/index.html

◎645版相当のデジタルカメラ。 撮像素子の大きさは36×48mmと、35mmフルサイズ(24×36mm)よりさらに大きい。 しかもCCDだ。 130万円以上するシロモノだが、一体そのうち何割がCCDのコストに費やされているのやら…
画素数もハンパでなく多くて2170万画素、にもかかわらずRAW+JPGでも秒間1.2コマ、最大10コマ連射が出来るというのだから凄い。
まぁ、面積やISO感度から察するに、画素ピッチ自体はそこらのデジタル一眼と変わらないのかもしれないが。

サンプルページの写真も凄い。 どこまで描写すりゃ気が済むんだゴルァ!! って感じだ。
さてこのカメラ、ボディのみで130万円もしやがる。
ちなみにCanonの最高級機EOS-1Ds MarkⅡが約90万円。
どこに基準を置けばいいのかよくわからないが、果たしてこの値段は安いのか、高いのか?
大型撮像素子が全て!! な人なら飛びつくかな。 意外にボディ小さいみたいだし。

【Diary】もちつけチューイー

あまりに不可解なBlogを発見
http://rrrrrrrrrrrrrnnnnnnnnnnhhhh.blogspot.com/

AAAAAAAAaaa rrrrrrrrrrrrrnnnnnnnnnnhhhh, HHHurrRRRRRRRRnhhhh. UUUHHHGGG-rrrr!
UUUHHHGGG-rrrrRRR! UUUHHHGGG-rrrrRRR! HHHurrRRRRRRRRnhhhh. AAAAAAAAaaa
rrrrrrrrrrrrrnnnnnnnnnnhhhh!

とりあえず人類が識別できる言語で喋って頂きたいのだが…
ウーキー族の言語で喋られても何言ってんのかさっぱりわかりません

もっと謎なのは、このBlogが延々Bloggerの上位にランキングされてることだ。
ネタサイトが好きなのは、日本も海外も変わらないのね。

2006/03/29

【Diary】Blogger改造

◎登録して半年ほど経過し、ログもある程度溜まってきたのでBloggerにいくつか手を入れた。
カウンターは前サイトのCGIログが残っていたので、とりあえずアクセスを30000からリセットして再度カウントアップしていくことに。
つーても以前と同様、1日数十件の閲覧があるか無いかの状態なんだろうなぁ。
まぁここは、まさにネット界のエアーポケット。 来て欲しいけど去るもの拒まず。 積極的な広告も面倒だからやらない…

◎なーんて言ってるのも芸が無いのでとりあえずBlogに移行させたことだしBlogRankingに登録だけしてみた。 下手なことを書くと炎上しそうな感じもするけど今まで炎上したこともないしなぁ。 ま、大丈夫でしょう。 どうせ誰も読んでないし。
ついでにBloggerには無いトラックバック機能を追加。

【Camera】コンパクトの利点


◎別記事を書こうとしてこんなサイトを読んでいるうちに、自分が大サイズ撮像素子絶対原理主義者に思われそうな気がしたので
コンパクト機のことも、いろいろ考えて見ることにする。
ま、↑のサイトは読んでいるといろいろと思うところもあるのだが、まぁ何に重みを置くかは個人の自由ですから。
ちなみにこの写真はFujifilm Finepix 50i 8mm F2.8 1/4sec ISO125.

◎前回の話の裏返しで行くと、コンパクト機の撮像素子はAPC/フルサイズのそれに比べるとはるかに小さい。 小さい撮像素子の最大のメリットはコストだ。 単純な話、画素数が同じなら、画素の集積度を高め、実装面積を小さくしたほうが製造コストは安くなる。
また、撮像素子が小さければ、画角を得る為の焦点距離を小さく・F値を得る為の有効径を小さく出来るので、光学系全体を小型化出来る。
(はずなのだが、フォーサーズは光学系は小型化していないから前回叩いたわけだ。 何が利便性なんだろう?)

◎被写界深度に関しては長所とも短所とも言え、ともかく撮像素子が小さければそれだけ被写界深度は深くなる。 また焦点距離が短いことも被写界深度の深さに寄与する。 このためボケ味を生かした撮影は不向きだが、目的が無いなら背景をボカす必要性も無いし、もともと深い被写界深度を必要とするスナップや風景写真なんかの場合は、逆に絞らなくて良い分SSは速く出来る。

◎感度やダイナミックレンジ・S/Nに関しては確かに不利ではあるが、各社主軸の製品だけあってCCDの高感度化には力を入れており、ISO800~1600、はては3200レベルの感度を得る事も(スペック上は)可能になってきた。 ネガフィルムレベルとは行かないまでも、カラーリバーサルフィルム程度のダイナミックレンジ(ラチチュード)は確保出来ており、画処理ASICのノイズ除去技術もあいまって、白飛びや黒ツブレに関しては実用上ほとんど問題の無いレベルにあると言っていいだろう。
むしろポジフィルムがそうであるように、やたらにダイナミックレンジを上げるとコントラストが弱まる傾向があり、実際一眼のRAW画像を最初見たときは、色再現こそ正確だがある程度コントラスト補正をかけないと見た目に映えない画像に見えたものだ。
(だからこそ、一眼でJPEG撮影のときは現像パラメータの設定が重要、とも言える)

~~~

◎さてここまで書いて、確かにコンパクト機はカメラとしての描写性能や表現自由度は明らかに一眼に劣る。 しかし、コンパクト機には一眼に無い可搬性や使いやすさといった長所がある。 例えば友達同士で遊園地に行きました~なんて時にデカいカメラバッグをかかえて出向き、記念撮影に一眼を取り出したらおそらく皆に引かれるだろう。 旅行に持って行けば邪魔でしょうがないし、盗難の危険性だってある。 「写真を撮る」という明確な目的があるならともかく、無目的に持ち歩くには一眼は不向きすぎる。
撮像素子を小型化し、表現力を犠牲にしてでも筐体を小型化するのは、そういった「手軽さ」「気軽さ」に重点を置き、従来「写真を撮る」と言う事に興味を持たなかったユーザーに対して、「撮る事の楽しみ」を与える事に主目的があるのだ。

◎結局、両者はお互いの長所が相手の短所になるという対極性を持ち、そもそも根ざしているプラットフォームが違うので、比較論自体が無意味なのだが、その観点でもう一度↑のサイトを読むと、どうにも違和感を感じるのは、私だけだろうか。
まぁ、ヨソのサイトの批評をしたいわけじゃないが。
あえて文句を言うとすれば、やっぱりフォーサーズ。 筐体サイズがそれほど小さいわけでもなく、かといって撮像素子だけは小さくて、「利便性」とは一体何を指すのか、私には判らない。

2006/03/26

【Camera】一眼の利点

◎ちょっとエフェクティブな写真撮影をしてみた。
EF-S17-85/4.0-5.6 F4.0 0.8" ISO200 RAW現像処理
近所を走る高速道路をロングシャッターで撮ってみた。 3脚が無いので奥のほうを見ると少しブレている。
まぁよくあるロングシャッター効果の写真ではあるが、自分としてはこういう撮影は初めてなので、シャッタースピードの感じが判らずいろいろ試してみた。
しかもこの写真を撮るために跨線橋の上に立ち、金網が邪魔で欄干に立って撮影してたのだが、案の定跨線橋を通過して行く車に不審な目で見られた(と思われる)
写真撮影ってのも結構大変だなぁw

◎さて。
コンパクトデジカメがどんどんと高機能化する中で、デジタル一眼レフの市場も活況に沸いている。 写真にそれ程興味を持たない人にとっては、一眼レフはでかくてかつ扱いづらく、そこまでしなくてもちゃんとした写真は撮れると思うだろうし事実撮れる。
では、一眼の利点はどこにあるのだろうか?

◎私が考える最大の利点は撮像素子の大きさだ。
コンパクト機の撮像素子の対角線長が6mm~9mm程度なのに対して一眼の場合APS系で28.4mm、フルサイズなら43.2mmと、俄然大きい。 撮像素子が大きいと、
・被写界深度が浅くなる→ボケ描写を得られ、絞りによる深度コントロールの自由度が高くなる
・感度を上げてもS/Nが悪化しない→高感度による高速シャッターや夜間撮影が容易になる
となる。
これは絞りによる深度コントロールやシャッターによるスピード感コントロールが可能になり、写真そのものの表現の幅を広げてくれる。
この表現力の差が、一眼とコンパクトを明確に分ける差と言える。

◎操作性に関しても同じで、上級機ならともかくコンパクト機の場合露光補正一つやるだけでもメニューツリーを追いかける必要があるが、これは【すぐ撮影できる】【基本設定はカメラ任せ】と言う「撮るという動作をいかに迅速に出来るか」と言うコンパクトの設計思想からくるものだ。
一方でパラメータ調整が当たり前の一眼の場合、やはりそのパラメータへのアクセス速度・操作容易性が重要になって来る。
何かしらの調整をするのにアレコレとメニューツリーと格闘しないで済む点も一眼のメリットだと思う。

◎レンズの交換性も一眼の特徴だが、これはメリットかどうかは微妙だ。 よくあるコンパクト機の【光学3倍ズーム】は35mm~105mm程度の焦点距離となるが、これは一眼であろうと結局その範囲程度の標準レンズは持つことになる。
単焦点や広角系、望遠系をちゃんと所有してそれを使えば勿論レンズの交換性は利点となるが、それを前提としないならレンズそのものに関してはメリットとはいえないと思う。
ただ、一眼の標準系は大体の場合広角側は28mm程度なので、35mmを下回るような広角撮影がすぐ出来るという意味ではメリットなのかもしれない。

◎結局のところ一眼の利点は、「撮像素子が大きいことによる写真表現の幅の広さ」これに尽きる。
ところで、オリンパスを初めとした企業で推進する一デジタル眼レフの共通規格フォーサーズ・システムは、APS系より小さい撮像素子(対角線長22.5mm)を使用している。
フォーサーズの能書きではこの撮像素子サイズを採用した理由は従来と同じ前玉直径で周辺減光を減らす(→撮像素子に垂直に光を当てる。 全体の光学系はテレセントリックに近くなる)にはAPSでも撮像素子が大きすぎるためであり、また撮像素子を小さくすることで焦点距離(画角)に対するレンズの大きさを小さくする事でシステムの小型化が可能になる、とある。

◎しかし、先述したように撮像素子が小さくなると写真の表現力と言う観点で不利になる。 一眼であるメリットを自ら減らして居るようなものだ。 システムの小型化にしても、それはCanonやNikonのAPS系にしたって同じ事で、倍率以外に優位点はなく、更にフォーサーズのレンズ規格だと、イメージサークルの割にバックフォーカスが短い為広角系の設計が難しくなる。
結局のところは、コストや撮像素子生産能力の兼ね合いで面積を小さくせざるを得なかったいい訳に聞こえるのだが…

2006/03/23

【Diary】メインサイト更新

メインサイトのほうのインデックスを更新。
更新周期はだいたい1ヶ月で、Preview Postsから外れた(→HTMLが組まれた)時点で手作業でタグを打っての更新作業となる。
Blog Searchでタイトルの頭の語句(【】で囲んであるもの)で検索すれば一応全部出てはくるのだが。(旧サイトHTMLから起こしたものを除く)

◎今回の追加対象はSound Works1件、Photo Works4件となった。 KDN購入以後カメラ関係の内容が増えたのでそんなもんだろう。 本当はAW4416に関する事とか録音に関することも書きたいのだが、何せ自分の中で体系的にまとまっていないのでコンテンツ設計が難しい。 今から考えると「理想のモニター環境構築」なんてよく作り上げたものだ。

2006/03/22

【Music Works】Pure

MP3(128kbps VBR On)

◎この曲もアタタメ期間が長かったなぁ…最初のデモを作ったのが2002年で、一応現状のオケの原型になったのが2003年。 そこから3年ほったらかして今更リリース。
しかも暖めていたわりには3分足らずの小曲。

◎当時それまでとは違った形での音楽活動をやろうという話があって、【詩から音楽を起こす】と言う取り組みを少しやってみたところ、意外にそれまでの自分のメロディラインとは違った感じの曲が出来上がった、とそんな感じ。
丁度当時ストリングスアンサンブルに傾倒していた時期でもあって、少しクラシック風味というか、ミニマルな編成での音作りになっている。

◎ただ音数が少ないとそれだけMixがかえって大変になってしまうのも自明の理で、MIDI一発2tr落としのデモ版ではリズムトラックの音が結構強く出てしまい、そこを微調していくのにえらく手間取った。 何せベースはアコベともエレベともつかない中間的な帯域を使っており、そこにチェロも絡んでくるので「下」の唸りやブーミングを如何に取り払い、すっきりとした低音に仕上げるか? で一苦労。
また、結局深めの音場処理となったがコレも試行錯誤の末の結果で、本当はかなりドライな音作りをしていたのが、どうしても奥行きや雰囲気が不足してしまい、結局ガーンと深めの音場を作ってやらないといけなかった。

◎本当はイメージ詩もあって、歌詞に昇華させてしまえばいつでも歌録が出来るモノではあるのだが、それはまた別の機会に。

【Camera】単焦点の面白さ

◎引き続きEF50/F1.8Ⅱの話である。
所用で妻の実家に立ち寄る用事があり、そこで飼われている鳥を撮影させてもらった。
EF50/1.8Ⅱ 50mm F1.8 1/25 ISO100 JPG撮って出し。
照明が白熱灯しかなく、開放にしないとTvが得られない(ISO上げるの忘れてたってのもあるんだが)ので開放での撮影と相成ったが、やはり被写界深度は非常にシビア!!
結構タマは撃ったのだが、鳥全体にきちんとピンが合っているのはこれを含めて2枚程度しか無かった。 こりゃ修行が要る…
しかし、1.8と言うF値から来るボケの遠近感表現はさすがといったところか。

◎こちらは都内某所の生垣を撮影したもの。
EF50/1.8Ⅱ 50mm F2.5 1/40 ISO100 JPG撮って出し。
本当はもう少し絞らないと、芽のディティールが表現出来ない。 これも曇天撮影なのであまり絞り込めなかったのだが。
ただ同じような構図をEF-S17-85/4.0-5.6で撮るとやはりボケが普通になってしまうのでどちらを取るか? と言う選択になって来る。
3段絞ってF3.5ぐらいが一番使いやすいのかもしれない。

◎前回も書いたがこのレンズの最大のウリはその安さだ。 実売価格1万円しないレンズでここまで遊べるとは思わなかった。 MTF線図を見ると決して綺麗なカーブは描いていないのだが、端部でボケの乱れが極度に悪いと言う感じはしないし、そもそも深い被写界深度を必要とするような撮り方をするレンズでもない。 やはりモノの撮影やポートレイト撮影に威力を発揮する。
レンズ自体が恐ろしく軽いので、KDNとの組み合わせでの取りまわしも軽快なのもGoodだ。
うーん、なかなか面白いな。 単焦点。

◎悩みがあるとすれば、人物撮影をする機会が少ない事か?w

2006/03/18

【Camera】単焦点レンズ


◎単焦点レンズを買った。 EF50/F1.8Ⅱ。
某氏のお勧めだったのだが、とにかく安い。 Canonの50mmはUSM採用のEF50/F1.4 USMもあるのだが、こちらが5万円程度するのに対して、EF50/F1.8Ⅱの実売価格は1万円を切っていて、単焦点の入門にはもってこいだ。
USMでないので動作音がかなり大きく、AF速度も遅い。 フルタイムマニュアルフォーカスも対応していないが、この安さと明るさだけを取ってもこちらを選ぶにゃ十分な理由だ。

◎F1.8ということでとにかく明るく、ためしに夕暮れを撮ってみたが、開放Fだとこの明るさ+ISO400の条件でも1/125のTvを得られる。 バルブ撮影で夜空とか月とか撮るのも面白いかもしれないなぁ。

◎F1.8ともなるとボケ描写も半端でない。 この2枚の写真はほぼ同一の画角・同一の被写体の大きさで、F1.8とF5.6(EFS17-85/F4.0-5.6 IS USM)のボケ描写を比較して見たのだがその差は明らかだ。
開放なので、よく見ると金色の包装紙(チョコレートの包み紙)はピンが外れてしまっている。
うーん、焦点がシビアだぜ。
用途にもよるだろうが、2段~3段程度絞って撮影するぐらいが丁度良いのだろう。ちなみに2段絞ると3.5。 それでも明るいよなぁw

◎ということでこいつの使い道だが、35mm換算80mmの焦点距離はほとんど「見たまんま」の画角・パースペクティブとなるので、モノを撮る(マクロ的な使い方)とか、強烈なボケ描写を生かしたポートレイト撮りとかに向いていると思う。
花のマクロ撮影はEF-S17-85で何回かやっているが、ここまで焦点距離がシビアなレンズで撮影するとさらに楽しそうだ。
ちなみに最短撮影距離はEF-S17-85より長い。

2006/03/16

【Sound Works】AW2400

◎所用で楽器屋に言ってきたついでに、AW2400に少し触れてきた。 昨年7月に発表された時点で「買い換える気が無い」と書いたが、実際のところどうなのだろうか。

◎思った事は操作性が決して良くない事だ。触った感じの印象で行くと、4416のような「専用キーを大量に並べる、見た目がゴチャゴチャするけどその変わり配列には気を使う」と言うよりも「キー数を減らしてメニュー階層構造やマトリックス操作系を並べる。 操作子は少ないけど見た目はすっきり♪」といった所か。
特に判りづらいのがシーンメモリー系とセレクテッドチャンネル、あとチャンネルビュー画面の削除だ。
まずシーンメモリー。 非常に多用するキーなのだが、ストア/リコールやシーン選択が専用キーからジョグ/エンターの操作系に変わってしまった。 これははっきりいって痛い。 01V96ですら、専用キーを備えていると言うのに。
お次にセレクテッドチャンネル。 4416で私も欲しかったダイナミクスの他にAUXやエフェクトセンドに使用出来るようになったのは良いのだが、なんでノブガ横並びなのか。 EQの周波数帯域選択も横並びだ。 縦のほうが判りやすいと思うのだが…
そしてチャンネルビュー画面だが、これはなんと削除された。 セレクテッドチャンネルの「ビュー」キーを押すと、単にブロックダイヤグラムが呼び出されるだけになっている。 一方4416の「ビュー」キーは、現在選択されている(SELキーが押されている)チャンネルのチャンネルファンクション設定状態を一覧で表示してくれる。 一体、ブロックダイヤグラムの表示に何の意味があるのか?

◎ミキサー部はチャンネルファンクションのEQが0x系ミキサー同様Type1/Type2切り替え可能になった以外はほとんど変更されていないが、入出力の仕様も大幅に変わっており、グループバスが4本(ステレオ2本)に変更されていたり、AUXのうち4系統が内蔵エフェクト送り専用になっていたり(4416はアウトプットパッチングでAUX7/8も内蔵エフェクト以外に送る事が可能)している。
グループバスが実質4本なのでグループバス経由でのレコーダ送りはほとんど出来なくなったと思って良いだろう。 つまりレコーダダイレクトインへのパッチングを行うのだが、専用が面でインプットとアウトプットを結線するというやり方なので、4416でもそうなのだがこれが微妙に使いづらい。

◎他に4416から削られてしまった機能や、気になる点を列挙すると
・EL表示ディスプレイが無くなり、レコーダレベルや時間表示等はメインLCDから呼び出すようになった
・↑しかし、レベルメータの反応速度が4416より遅い印象。
・ギターダイレクトインプットが無くなった
・拡張スロットが1スロットに減り、アナログ最大入力本数が16本に減った(mLAN経由なら24インプットまで拡張できるが)
・24bitソングの同時再生トラック数が12本に減った
…と、言ったところか。

◎平たく言えば、PA系機器からLM・DTM系機器の操作系になったという印象なのだ。 シンセサイザーなんかがよい例だが、「ダイレクトに触れると便利な機能については操作子を用意するけど、基本は階層メニュー+ダイヤル入力」といった雰囲気だ。
確かにコレのほうが敷居は低いかもしれない。 他社のHDRも大体この思想に近く、ダイレクトアクセスキーを増やしてパネルを乱雑化させるよりも、メニューキー+階層メニューといった構成のほうが初心者にも理解しやすいだろう。
一方で4416の場合これはもうMD4とかMD8、その前のカセットMTRのような雰囲気がある。 キー数が膨大なので最初は混乱しやすいだろうが、実はそれらが非常に整理されていて、アクセスしたい機能をワンボタンで呼び出せるすばやい作業が可能になっている。
また表示関係もメインLCD以外に、ダイレクトに表示すると便利なものはダイレクト表示を行うようにして、できるだけメインLCDを見なくても操作できるようになっている。
PA機器に対する前提知識を持っていれば非常に扱いやすいというのは、01Vや02R、そして現在の0x系ミキサーにも共通する特徴だ。

◎HDRとしての性能に関しては申し分ないと思う。 24trと言うレコーダのトラック数もそうだが4系統の内蔵エフェクトと言うのは4416ユーザの私にとってはノドから手が出るほど実は欲しい機能だったりする。
先にも書いたがEQはアナログシミュレートのType2が追加されて音作りの幅が広がり、マスターチャンネルにはマスターエフェクト(詳細は良く分からないが)も備えた。 フェーダも100mmタイプとなり、一度レコーダに音を録ってしまえば、ハイクオリティな楽曲作りが可能になっている。
USB2.0を備えた事でPCとの親和性も良く、フィジカルコントロール機能も備える。(まぁ、01x等と比べると機能は限定されるが)
と言うところで機能面は本当に申し分ないのだが、このクラスの大型HDRはその環境でのメインコンソールにもなるという点を考えると、操作系と、ミキサーとしての入出力数の事実上の減少(アナログインプットで使えるのは最大でも16. この時、、出力が増強できない)というのは痛い点かもしれない。

2006/03/12

【Camera】偕楽園


◎すっかり気候が春めいてきたので、水戸偕楽園の梅の監視に行ってきた。 茨城に越してから毎年恒例行事となっている。 今年は酷寒の影響で梅まつり開催時期にまったく梅が咲いていなかったと言う前代未聞の事態になったそうだが、一応5分咲きまでは順調に進捗したようで、紅梅・白梅とも咲き誇り、春の訪れを感じさせてくれた。
と言う事でまずは紅梅。 85mm F9 1/200 ISO200 JPG撮って出し。
出かけた時間が遅かったので西日での撮影となり、少々梅の鮮やかさがスポイルされてしまっているのがちと残念か。


◎梅にしろ桜にしろマクロでこれらの花を撮るとなると、花そのものが比較的高い位置にあるのと、春風に揺られて位置が決まりにくい。
レンズ径が十分に確保出来ている一眼なら(どうせこういう撮影をする場合は開放か、1段程度絞っての撮影なので)そこそこのTvで被写体ブレも無くパシっと静止した画を撮れるが、Optio S4を使う妻はちょっと苦労していたようだ。
この白梅は比較的キチンと撮れていて、かつ空とのコントラストがちゃんと出ているので掲載。
85mm F5.6 1/800 ISO200 JPG撮って出し。

◎偕楽園の横には千波公園があり、ここには白鳥や黒鳥、カルガモ等が優雅に泳いでいる。
最初はちょっと寄せて白鳥を撮ったりしていたが、思い切って広角側で撮ってみるとなかなか面白い画が撮れた。
17-85は広角で結構歪むが、わざと水面を水平線から外すと魚眼的な歪みが得られる。 実はひそかに10-22とか欲しいなとか思っているのだが。 はてさて。

【Diary】ポーション


ファイナルファンタジーポーションなるものが発売された。 FFXⅡの発売に合わせたコラボレーション商品らしいが一体どういう代物なのか。
能書きを読むと【FINAL FANTASY XII開発スタッフの監修のもと完成させたその中味は、エルダー、カモミール、マンネンロウ、メリッサなど神秘的なイメージをもつ10種類のハーブ素材を配合し、独特の風味をもちつつも、爽やかな味わいとなっています。】などと書かれているが、ポーションと言えば体力回復アイテムだ。 ただの清涼飲料水ではなさそうだ。

◎と言う事で早速買ってきたが、私が買ってきたのは【プレミアムボックス】と言うもので、なんと630円もしやがる。 しかもない容量は100ml程度で、27種類のカードと6種類のビンが組み合わさっているらしい。 所謂食玩具商売か…

◎早速飲んで見ると… うーん、体力回復しそうな感じはするがどうも微妙な味。 妻に飲ませると「うーん…子供用の風邪薬みたいな味」なるほど。 言われて見れば喉風邪用咳止めシロップを髣髴とさせる味だ。 これは好みが別れるだろう。
ちなみに妻の知人はこれを飲んでかえって体力が減ってしまったらしい。 回復アイテムで体力が減ってたら、それはアンデッドモンスターであるという証拠だな。 私は一応体力回復するかなーという気はしたので、アンデッドではなかったらしい。

◎ネタ的に滋養強壮して見たい人は愛飲してみては如何だろうか。

2006/03/07

【Diary】書き変わる勢力図

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/04/news002.html
数年に渡り総務省と喧嘩をし,(特に)ドコモユーザに迷惑をかけまくってくれたソフトバンクの携帯電話参入がついに現実味を帯びた。MNP導入が目前に迫り,もはや形振りかまっていられないソフトバンクの事情と,国際標準の縛りで日本国内に特化したサービスをやりたくでもできないボーダフォンの思惑が一致した,というところだろうか。

◎もういろんなところでこの意見は出ていると思うが何しろあのソフトバンクである。 YahooBBでモデムを配るだけ配って回線開通を放置したり,固定電話事業で詐欺まがいの行為に走ったり(これは日本テレコム),移動体通信事業に参入すると言ってゴネてFOMAのエリア拡大を阻止したりと,通信系事業に関してはロクなことが無い。ためしにググるとこんな感じだ。

◎携帯電話はインセンティブ契約で成り立っている。簡単に言えば,1回線売れるごとにキャリアから販売代理店にいくらか報酬が支払われる,という仕組みだ。代理店は新規回線を少しでも多く売る為に携帯端末の売価を下げ,その分の売上減をインセンティブ収入で相殺する。これが100台売れたらさらに幾ら,1000台売れたらさらに幾らと言う風に売上数に応じて報奨金を上乗せすることで,代理店側も利益を上げることができる。当然,機種変更では回線販売によるインセンティブは発生しないから、代理店側も端末の仕入れ値以下では(余程モデルが古くない限り)商売できない。 機種変更が高いのはそういう理由だ。

◎MNPが導入されればユーザはキャリアの提供するサービスに応じてキャリアを選択していくことになる。 ユーザから見れば番号が変わらないのだから非常に敷居が低いのだが,キャリアから見れば事業体変更つまりは新規回線契約のチャンスが一気に増加するのだから,他事業者ユーザの奪い合いがスタートする。そこへ持ってきて,ソフトバンクである。 さぁ,何をするか。街角でプリペイド携帯でも配るのだろうか。

◎利点も考えて見よう。 Yahoo!! BBはその商売の手法に様々な問題を抱えたが,結果的にはNTTの独占状態だった高速通信事業の価格破壊を引き起こし,ブロードバンド環境の一般普及に貢献している。 これと同じ現象が,(やはり同じように)ソフトバンクの商売方法によって移動体通信業界に起こる可能性は十分にある。低価格路線なのか(虚像)サービス乱発路線なのかは知らないが,ソフトバンクが市場を囲い込むことで,少なくともコンテンツサービスに本腰を入れないドコモの意識も変わるだろうし,Auにしても危機感を持つだろう。

◎まぁ良きにつれ悪しきにつれ市場をかき回すのがソフトバンクだ。 とりあえず、MNP移行後の混乱期に老人や子供、素人をターゲットとした詐欺まがいの商売が横行しないことだけを祈りたい。

2006/03/05

【Music Works】Sexualty

Mp3(128kbps VBR On)

◎だーいぶ以前に公開したことはあるかもしれないが、少なくとも現在あがっていないのでUpする。 今回この曲をUpしたのは簡単な理由だ。【AW4416にデータが入ってたから】それだけだったりする。
ずーいぶん以前にAWにパラ録りは済ませていたのだが、以前日記に書いたミックスダウンでの行き詰まりが要因で3年近くほったらかしてしまった… まぁ、おかげでAW作業のリハビリにはなったけど。

◎イントロのギターリフだけ思いついて、あとは流れに任せるまま作った記憶がある。 いつも自分が作っている曲とはコンセプトが全然違うので、かえって作りこみ自体は楽しかったが、何せ普段あまり触れないギターアンプ系のエフェクトを多用したので、詰めが甘いというか「分かっていない」部分も結構あると思う。
そういや、この曲ってMU80を使った最後の作品になったなぁ。

◎リズムトラックはMIDIオケの時点では8850のリミッターを使って音を潰していたのだが、AWにパラで落とすと(当然ながら各パートの音がバラバラになってしまっていまいち迫力が出ない。 最終的にバスアウト経由で外部コンプに送り込む方法を思いつくまでえらく苦労したなぁ。 AWのダイナミクスプロセッサーをステレオチェインしてみたりとか…
こういう音作りをするとt.c.electronicのTriple・Cとか欲しくなっちゃうが、高い上に生産中止… ちと悲しい。

2006/03/02

【Diary】子供の論理

◎メール問題だが、予想通りの「謝罪にならない謝罪」となった。 会見前から「誰に対しての謝罪なのか?」と言う点が気になっていたが、フタを開けてみれば「謝罪の言葉」を並べただけで一体何に対して謝罪をしているのかが明確でないばかりかこの期に及んでまだ「メールの内容については調査を続ける」と言う、まさに頭を下げるポーズだけの謝罪会見であった。 それをうけてか、新聞にすら「機械的に頭を下げた」と書かれる始末。 その後の両院協議会ではついに党代表がメールが「党として偽造を認める」と言う発言をするに至った。
まさに「寿康ちゃん!! あやまりなさい!!」「ヤダヤダボク悪い事してないよ~」の構図である。 コドモだな。

◎さらに寿康ちゃんはあろうことか両院協議会の席上で「私は民主党を愛しています!!」と絶叫したが、愛しているのなら、自分の存在が党にとって(今は)迷惑な存在である事を自覚し、素直に辞職するべきではなかろうか。 自らの責任の取り方を自ら決められないのではまさにコドモではないか。
小泉首相は「永田氏への除名勧告は死刑執行に近い」と言うコメントを出したが、私はコレは「だから除名勧告をするな」ではなく、「与党の死刑執行を食らいたくなければ、自ら辞めろ」と諭しているものと理解した。 まぁ子供の躾は大事だよな。

◎そういえば久康ちゃんは結局メールの情報元を明かしていない。 少なくとも「ライブドア関係者」と言うのは大嘘と言うのがはっきりしている。(この時点で詐称が成立する為、十分議員辞職に足るものなんだが) そもそもは情報提供者の「安全」を守る為だったらしいが、なぜ間違った情報を流した情報提供者まで隠蔽する必要があるのだろうか。
あまり憶測でモノを書くと寿康ちゃんと同じになってしまうので突っ込んでは書かないが、考えられる理由としては
①そもそも存在しない
②情報提供者を明かすことで寿康ちゃん、また民主党そのものにダメージを与えうる事実関係が発覚する
③情報提供者を明かすことで寿康ちゃんの生命が脅かされない状況にある
の、どれかと思われても仕方が無い、と言うか、情報提供者の保護、と言う理由は筋が通らなさ過ぎる。

◎そういや平沢勝栄もいろいろ言ってるなぁ、と言う事でもうしばらく、このニュースからは(喜劇を見る目で)目が離せなさそうです。